電子版南日本新聞11月10日の記事より
「障害者就労 組織で支援/「谷山ペガサスの会」発足」
知的障害者の就職活動を後押しする「障害者就労支援センター・谷山ペガサスの会」が10日、鹿児島市東谷山1丁目の事務所で発足式を開いた。特定非営利活動法人(NPO法人)ワーカーズコープ鹿児島支部が呼びかけた。毎週土曜日に介護やパソコン講習を開くほか、水曜日には就職や生活など幅広い相談に応じる。
「ペガサスの会」のもとになったのは、日本労働者協同組合連合会(労協)センター事業団鹿児島谷山事業所が始めた知的障害者向け職業訓練講座。2級介護ヘルパーや清掃業務などについて3カ月間学び、修了後はヘルパー資格を取得できる。講座は昨年11月スタートし、今年10月修了の2期生まで17−53歳の16人が受講したが、今のところ就職したのは2人。
ペガサスの会結成について、ワーカーズコープ鹿児島支部長の池田正秀さん(49)は「就職を目指すには3カ月の訓練で終わらせず、継続した支援が必要。できることがたくさんあると理解してもらい、就労の場を広げたい」と話した。ペガサスの会を通して事業所などへ働きかけるという。
発足式には障害者と家族、支援者ら約20人が出席。「みんなで協力して1人でも多くの就職を目指そう」と話し合った。これまで2度就職したものの、勤務先の経営悪化などで離職したという姶良町の男性(35)は「講座は1回しか休まず通った。介護ヘルパー資格を取り、実習も勉強になった。また働きたい」と意欲を見せた。
谷山ペガサスの会=099(269)5780。